『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する−藤村 龍至x山崎 亮対談集』

『『コミュニケーションのアーキテクチャを設計する−藤村 龍至x山崎 亮対談集』

 

著者:藤村 龍至 (著), 山崎 亮 (著)
発行者:後藤武
発行所:株式会社 彰国社
デザイナー:刈谷悠三+西村祐一
2012年発行

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また、本が届いたので、忘れないうちに書いておく。

経歴を見ると、両者とも1970年代生まれの日本人。日本の大学 を卒業した後に、海外へ留学。その次ぎに大学院へと進んで、フリーへ。藤村氏の本は、『批判的工学主義の建築:ソーシャル・アーキテクチャをめざして』を読んだことがある。僕自身も70年代生まれでもあり、もっと建築の世界について知りたくなった時に、同世代から教えてもらうのがいいのではないかと、選んだ。僕のもっと身近な写真界の中で70年代生まれの写真評論家ってどんな人達がいるのだろうか・・・。勉強不足ですぐには思いつかないけれど、そんななか新宿にある、”フォトグラファーズギャラリー”は、高い水準で継続的に活動されているのではないでしょうか。しばらく、ギャラリーへ行っていないので、また行こう。

 

『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』

『建築はいかに社会と回路をつなぐのか』

著者:五十嵐太郎

発行者:竹内淳夫
発行所:株式会社彩流社
編集:出口綾子

読み始めました。

五十嵐氏のこのとは、はじめは「建築系ラジオ」で知ったような・・・。そのあとあいちトリエンナーレでもう一度名前を見て、いったいどんな人なのだろうか?と興味をもって注目していました。まだ、前書きと、第一章のはじめまでしか読んでいないのですが、知らないことがたくさん書かれているけれど、脱落することなく、読み進められていいます。これまでにも様々な国際的な野外展でのコミッショナー歴任されているだけあって、多数に向けて、ものごとを説明するのが上手なのかもしれません。ぼくもコミュニケーションスキルがほしい。まだ、さわりだけでしたので本の感想は書けませんでした。

そして、なぜいまこの本を読み始めたのかは、秋にグループ展があるのでそのための準備。明日は、グループ展の打ち合わせ。

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最近買った本

最近買った本

 

『反オブジェクト —建築を溶かし、砕く』

著者:隈研吾

発行者:菊池明郎

発行所:筑摩書房

印刷所:中央精版印刷

製本所:中央精版印刷

 

隈研吾の著書は、これまでに数冊読んできた。今回の『反オブジェクト —建築を溶かし、砕く』同様に、どれも分かりやすい言葉で書かれているので、万人に安心して勧められる。書店の建築コーナーには、まだまだ建築Mapが本棚に並んでいる。どれを読んでも知識を増やしてくれるので、友達に向かって説明をすることはできるようになるのだけれど、自分にとっての建築ということを考えられている人達は、知識と経験をつかって、沢山の人達と意見の交換が出来ている。

そもそも、自分の制作(写真)と建築が、今後どのように繋がっていくのかは皆目見当が付かないが、僕にとって建築分野の本は、手に取りやすく、尚かつ批評性が高いものが多いように思う。日本の写真界で批評性の高い文章を書き続けている人って何方なのでしょうかね。

本:『アフォーダンス入門』著佐々木正人

僕は、自作のためのモチーフになにか特別なコトを追い掛けて撮影をしてはいません。そのため、ぼくの写真作品を見たことのないに、「あなたは何を撮しているのですか?」という質問の答えにうまく説明できなくて、答えに詰まる時がよくあった。または、逆にぼくの写真を見た人に、「これは何処ですか?」という質問もよくあったのだけれど、この質問にも、素直に撮影地を伝えることに、どこか違和感を感じていた。どこか自分のなかで消化仕切れていない、気持ちが心の底のほうにあった。「これは、近所で撮影した風景です。」と見たままを答えても、視覚的には見えない自分が表現したいモノが作品から十分に表れていないという現実を突きつけられるようだった。一方では、写真とは必ず現実が写し出されているものなのだという前提のもとに、現実について尋ねなくては安心出来ないという鑑賞者の気持ちの表れなのか。答えの出ないことに、長い間悩まされてきた。
 いま読んでいる『アフォーダンス入門』は、日常目にしている事物を、いつもとは違う目線で見ることに役立つ知識を得ることに役だってくれそうだ。昔は、自分が何を撮影しているのか?を見失うことがよく起きていた。いや、いまでも何を撮影したら自分の未消化な疑問に答えてくれるのか・・・いつも探し続けている。この本を読み終えるころには、少しはましになっている自分の作品制作に期待している。

本・『芸術実行犯』

先日、友人と二人で上野へ出かけていくつか展示を見てきた。いつもの通り、取り留めの無い話しをしていたのですが、話題は美術の社会性へと進んでいきました。その時に僕が話題にした一冊は、『芸術実行犯』著Chim↑Pomです。この本を読み始めるまでは、Chim↑Pomの断片的な部分しか知りませんでした。編集の妙なのか、お話の内容が上手に整理されているので、著者の伝えたい所が読者の心に強く響いてきます。最後まで立ち止まること無く読み進めてしまいます。

今までにアート系NPOの副理事であったり、アートプログラム青梅の事務局など、アートと社会とを繫ぐ仕事をしてきました。その間に様々な人達と出会い、一緒にプログラム作る過程で話しを聞きました。僕がこの本を気に入った理由は、アーティストとしての見ている先・未来像、実直さです。文中には、まるでゲームのプレーヤーのような戦略的な行動についても書かれていて、そこはとても現代的アーティストとしてのスタンスを保っているようにも思いました。一冊を読み終える頃には、Chim↑Pomが何を受け止めて、社会のなかで何をしていこうとしているのかを知ることが出来ました。今後の活動にも注目させてくれる一冊でした。

『芸術実行犯』著者:Chim↑Pom
発行者:原雅久
発行所:株朝日出版
デザイン:グルーヴィジョンズ
編集:菅付雅信、綾女欣伸

 

 

藝大での、『ロバート・フランク展』の会場へ入れたのは最終日の、しかも閉会直前時刻でした。

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本・『内藤廣の頭と手』

 久しぶりのポストとなってしまいました。この間、様々なことが身の回りに起きていたので、書くネタには事欠かなかったのですが、一番の理由はwordpressのアップデートを行ったら、普段使っているアプリケーションソフト(MarsEdit)の挙動が突然不安定になってしまい、書く気分が一気に落ちてしまいました。いまMarsEditのほうは順調のようですので、これからは安心して、書くことに集中できそうです。

 今回は、『内藤廣の頭と手』です。著者はご本人でもある内藤廣氏です。お名前は良く耳にするのですけれど、実際の作品を見る機会はとても少ないという印象の建築家の一人でした。最近、個人的に他の人達の作業方法を知るために読んでいることもあって、この本を選びました。彰国社はわりとお堅い書籍のイメージがあったのですが、この本は内藤氏の読者への思いやりなのでしょう、平易な文体のお陰で建築・設計・施工などの知識が乏しいぼくにも、文を読み返すことなく最後まで一気に読んでしまいました。各エピソードには、氏のスケッチやダイアグラムが大きく差し込まれていて、それを使ってお話を説明してくれています。まさに、僕が知りたかった、内藤廣の頭と手をのぞき込むことを叶えてくれています。

 ここに書かれている内容は、実際に現場で自分自身の考えを視覚化し、他人にプレゼンテーション出来るまでのトレーニングのヒントになるものでした。DSC00553

 

内藤廣建築設計事務所 | Naito Architect & Associates 

Photography Theory (The Art Seminar)

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James Elkins  (編集)

 

The Art Seminar

Volume 1
Art History Versus Aesthetics
Volume 2
Photography Theory
Volume 3
Is Art History Global
Volume 4
The State of Art Criticism
Volume 5
The Renaissance
Volume 6
Landscape Theory
Volume 7
Re-Enchantment

Table of Contents

Series Preface

Section 1 Introduction
Theories of Photography: A Short History Sabine
T. Kriebel

Section 2 Starting Points
Conceptual Limitations of Our Reflection on Photography: The Question of “Interdisciplinarity”
Jan Baetens
After Medium Specificity Chez Fried: Jeff Wall as a Painter; Gerhard Richter as a Photographer
Diarmuid Costello
Following Pieces: On Performative Photography Margaret Iversen
Time Exposure and Snapshot: The Photograph as Paradox Thierry de Duve
Introductory Note
Rosalind Krauss

Section 3 The Art Seminar
Jan Baetens, Diarmuid Costello, James Elkins, Jonathan Friday, Margaret Iverson, Sabine Kriebel, Margaret Olin, Graham Smith, Joel Snyder

Section 4 Assessments
Michael Leja
Nancy Shawcross
Anne Collins Goodyear
Peggy Ann Kusnerz
Alan Cohen
Martin Lefebvre
David Green
Sharon Sliwinski
David Bate
Abigail Solomon-Godeau
Michel Frizot
Geoffrey Batchen
Johan Swinnen
Hilde Van Gelder
David Campany
Joanna Lowry
Carol Squiers
Patrick Maynard
Vivan Sundaram
Rosalind Krauss
Liz Wells
Beth E. Wilson
Martin Lister
Shepherd Steiner
Alan Trachtenberg
Victor Burgin
Joel Snyder

Section 5 Afterwords
The Trouble with Photography
Anne McCauley

Experimental Photography: A Handbook of Techniques

日本国内での展示を見ていて感じるのは、”写真”はカメラオブスキュラとも違うし、版画写真製版とも区別しています。僕は、写真をもうすこし広い視点で知りたいと思っています。今回のこの『Experimental Photography: A Handbook of Techniques』は、いわゆる技術指導・ノウハウ集ですが、写真側から境界を押し広げていっている処がありそうな点が気になります。

下記の社会人生涯学習にて、この秋に全4回Adams Verl(あだむす ばーる)首都大学東京准教授 システムデザイン学部のクラスが開講予定です。
興味のある方は、大学へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。

首都大学東京・社会人生涯学習
Experimental Photography
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/1632J005/

実施日 2016/11/15 ~ 2016/12/06 曜日 火
時間 16:20~17:50 定員 15名
キャンパス 南大沢キャンパス 教室
受講料
10,000円 単位 1 単位


(c)http://www.vetroeditions.com/Experimental-Photography

(c)http://www.vetroeditions.com/Experimental-Photography

Experimental Photography: A Handbook of Techniques

##商品の説明

内容紹介
Experimental Photography is the first manual ever to break down into a step-by-step format the experimental techniques that photographers use to subvert or expand conventional camera technology, heralding a new era in photography. The book features technical sections that define a particular process and show how to carry it out, accompanied by examples of the finished images. These are interspersed with illustrated interviews with photographers who use these techniques, examining what their work aims to do and how it is made Some techniques, such as photograms or lumenprints, are cameraless; others involve building simple cameras from unexpected materials or exploiting the limitations of toy and disposable cameras for artistic effect. Camera hacking breaking rules in exposure, zooming, panning, focus, and composition; modifying the camera to produce slit-scans; or adding filters can produce a variety of exciting results Film can also be manipulated or distressed, and many experiments can be conducted during the preparation of negatives and prints. Even once the print has been produced, creativity continues: mordancage, for example, provides a controlled degrading of the print, and bleaching and encaustic can be used to create new effects For practicing photographers as well as anyone interested in artistic photographic techniques, this is an unprecedented sourcebook of practical inspiration that celebrates the work of the exceptional artists, hackers, and artisans who are pushing the boundaries of how we conceive of photography. ”
http://payload336.cargocollective.com/1/14/471100/9037968/Screen-shot-2014-08-03-at-6.13.27-PM_670.jpg
レビュー
An essential technical resource, but also an inspiring addition to the literature of forward-thinking photographic image-making.

著者について
Marco Antonini is Executive Director and Curator at NURTUREart, New York.

Sergio Minniti is attached to the Communication and New Technologies department at the IULM University of Milan and is the creator of frankenphotography.com.

Francisco Gomez is lab director at the art-space workshop Taller Milans in Barcelona.

Gabriele Lungarella is a lecturer in Photography at IED Rome.

Luca Bendandi conceived the book at SHS Publishing, Berlin.

http://www.thamesandhudsonusa.com/books/experimental-photography-a-handbook-of-techniques-hardcover

こちらからは、限定商品(オリジナルカバー)を購入できるようです。(海外発送可)
http://www.vetroeditions.com/Experimental-Photography

まだ読んでないけれど気になる本・3冊目『Photographers’ Sketchbooks』

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商品の説明
内容紹介
Find out how Alec Soth constructs his projects, why Trent Parke relies on old-fashioned Polaroids and hand-made books, and how forty-one other photographers experiment with new and old technologies, turn their photo-diaries into exhibitions, and attract audiences of millions via online platforms.

This book celebrates the creative processes of the modern photographic era, in which blogs and Instagram streams function alongside analog albums and contact sheets, and the traditional notebook takes the form of Polaroid studies, smartphone pictures, found photography, experimental image-making, and self-published photo-zines. Each photographer presents his or her sketchbook: several pages of images that convey his or her working methods and thought processes. These intimate, oneoff presentations are accompanied by engaging interviews that reveal how the simple act of pressing a shutter can capture and express a fully realized personal vision.

Three essays by the authors explore subjects at the cutting edge of contemporary practice. Designed to satisfy the most demanding of image junkies, this is an indispensable resource for anyone with an interest in photography or the creative process.

レビュー
What’s most interesting about Photographers’ Sketchbooks is how it bridges the analogue and the digital, both of which have a firm place in photography today. ”

Improvisational which is part of its charm….The notebooks of Robin Cracknell and Saul Leiter are delicate and lovely, works of art in their own right.”

Gathers together the notes, research, and exhaustive preparation that went into some of contemporary photography’s most interesting projects. From Roger Ballen‘s fever dreams to Viviane Sassen‘s controversial Africa photography, it’s all here.

Provides a behind-the-scenes look into the idea conception and through process of forty-nine photographers from around the globe.

To many, it might seem that the art of photography is simply a matter of going out and snapping pictures. But there s a lot more to it, and there s ample proof in the scribbles, diagrams, and other materials found in Photographers Sketchbooks.”

著者について
Stephen McLaren is a photographer, writer, and curator based in San Francisco. He is coauthor, withSophie Howarth, of Street Photography Now. He also coauthored Photographers’ Sketchbooks with Bryan Formhals.

Bryan Formhals is a New York based photographer and writer. He is founding editor of LPV Magazine.

Trent Parke Magnum photographer

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本= 2冊目 僕が興味ある本

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####Description

取り寄せて読んだもの以外で、僕がちょっと興味がある本
2冊目

ペーパーバック: 208ページ
出版社: Wiley-Blackwell; 1版 (2010/11/8)
言語: 英語
発売日: 2010/11/8
商品パッケージの寸法: 17.3 x 1.2 x 24.8 cm

Photography After Conceptual Art presents a series of original essays that address substantive theoretical, historical, and aesthetic issues raised by post-1960s photography as a mainstream artistic medium.  
+ Selected by Choice as an Outstanding Academic Title for 2011
+ Appeals to people interested in artist’s use of photography and in contemporary art
+ Tracks the efflorescence of photography as one of the most important mediums for contemporary art
+ Explores the relation between recent art, theory and aesthetics, for which photography serves as an important test case
+ Includes a number of the essays with previously unpublished photographs
+ Artists discussed include Ed Ruscha, Bernd and Hilla Becher, Douglas Huebler, Mel Bochner, Sherrie Levine, Roni Horn, Thomas Demand, and Jeff Wall

####Table of Contents

  1. Introduction: Photography After Conceptual Art (Diarmuid Costello, University of Warwick and Margaret Iversen, University of Essex).
  2. Auto-Maticity: Ruscha and Performative Photography (Margaret Iversen, University of Essex).

  3. Ed Ruscha, Heidegger, and Deadpan Photography (Aron Vinegar, Ohio State University).

  4. Subject, Object, Mimesis: The Aesthetic World of The Bechers’ Photography (Sarah E. James, University of Oxford).

  5. Exit Ghost: Douglas Huebler’s Face Value (Gordon Hughes, Rice University).

  6. Productive Misunderstandings: Interpreting Mel Bochner’s Theory of Photography (Luke Skrebowski, Middlesex University).

  7. Roni Horn’s Icelandic Encyclopedia (Mark Godfrey, Tate Modern).

  8. Thomas Demand, Jeff Wall And Sherrie Levine: Deforming ‘Pictures’ (Tamara Trodd, University of Cambridge).

  9. Almost Merovingian: On Jeff Wall’s Relation to Nearly Everything (Wolfgang Brückle, University of Essex).

  10. Morning Cleaning: Jeff Wall and The Large Glass (Christine Conley, University of Ottawa).

Index.

###Author Information

Diarmuid Costello is Associate Professor of Philosophy, University of Warwick. He co-edited (with Dominic Willsdon) The Life and Death of Images: Ethics and Aesthetics (2008), and (with Jonathan Vickery) Art: Key Contemporary Thinkers (2007). His articles have appeared in British Journal of Aesthetics, Journal of Aesthetics and Art Criticism, Critical Inquiry, Rivista di Estetica, and Angelaki.
Margaret Iversen is Professor of Art History and Theory, University of Essex. Her books include Beyond Pleasure: Freud, Lacan, Barthes (2007); Alois Riegl: Art History and Theory (1993); Mary Kelly, co-authored with Douglas Crimp and Homi Bhabha (1997). Writing Art History, co-authored with Stephen Melville, is forthcoming.

Iversen and Costello are also Co-Directors of the AHRC research project “Aesthetics after Photography.”

###Reviews

“This volume is the product of both a large-scale research grant and a conference … All the same, this book could be of interest to those teaching and studying photography in contemporary art.” (International Journal of Education through Art, 2011)
“This volume is indispensable for theorists and historians of photography, as well as those concerned with post-1960s contemporary visual culture. Highly recommended. Upper-division undergraduates and above.” (Choice, 1 May 2011)