セルフポートレート

Self Portrait 06

昨年の後半から、Facebookにセルフポートレートを継続的にアップロードしている。今のところ合計22枚、今後も継続していく予定。始めた理由は、これまで自分のやっていなかった、経験値の少ないことは何だろうと考えて見つけ出したのがセルフポートレートだった。人物は、写真にとっても、全てに表現にとって永遠のテーマ。実際に自分で自分を撮影してみると、その過程でこれまでには考えもしなかった問題を突きつけられるので、やりがいはとても大きい。絵画では自画像はかなり当たり前のことで、これまでにも会場で見る機会は数多くあった。しかし、写真で”セルフポートレート”は、書籍の著者像と同じ位、その人物の容姿を確認するための撮影しかされない。実際に自分で自分を撮影して、Facebookにアップすることの回数を重ねてみると、自分のなかに新しい観察力が成長してきていることに気がついてきた。発見!と驚いたことは、実はそれまでの自分には見抜ける力が不足していただけなのだと思う。セルフポートレートはフレッシュな気持ちが続くかぎりは、継続して、その中で知らないにぶつかったらそのたびに乗り越えていくつもり。

Experimental Photography: A Handbook of Techniques

日本国内での展示を見ていて感じるのは、”写真”はカメラオブスキュラとも違うし、版画写真製版とも区別しています。僕は、写真をもうすこし広い視点で知りたいと思っています。今回のこの『Experimental Photography: A Handbook of Techniques』は、いわゆる技術指導・ノウハウ集ですが、写真側から境界を押し広げていっている処がありそうな点が気になります。

下記の社会人生涯学習にて、この秋に全4回Adams Verl(あだむす ばーる)首都大学東京准教授 システムデザイン学部のクラスが開講予定です。
興味のある方は、大学へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。

首都大学東京・社会人生涯学習
Experimental Photography
https://www.ou.tmu.ac.jp/web/course/detail/1632J005/

実施日 2016/11/15 ~ 2016/12/06 曜日 火
時間 16:20~17:50 定員 15名
キャンパス 南大沢キャンパス 教室
受講料
10,000円 単位 1 単位


(c)http://www.vetroeditions.com/Experimental-Photography

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Experimental Photography: A Handbook of Techniques

##商品の説明

内容紹介
Experimental Photography is the first manual ever to break down into a step-by-step format the experimental techniques that photographers use to subvert or expand conventional camera technology, heralding a new era in photography. The book features technical sections that define a particular process and show how to carry it out, accompanied by examples of the finished images. These are interspersed with illustrated interviews with photographers who use these techniques, examining what their work aims to do and how it is made Some techniques, such as photograms or lumenprints, are cameraless; others involve building simple cameras from unexpected materials or exploiting the limitations of toy and disposable cameras for artistic effect. Camera hacking breaking rules in exposure, zooming, panning, focus, and composition; modifying the camera to produce slit-scans; or adding filters can produce a variety of exciting results Film can also be manipulated or distressed, and many experiments can be conducted during the preparation of negatives and prints. Even once the print has been produced, creativity continues: mordancage, for example, provides a controlled degrading of the print, and bleaching and encaustic can be used to create new effects For practicing photographers as well as anyone interested in artistic photographic techniques, this is an unprecedented sourcebook of practical inspiration that celebrates the work of the exceptional artists, hackers, and artisans who are pushing the boundaries of how we conceive of photography. ”
http://payload336.cargocollective.com/1/14/471100/9037968/Screen-shot-2014-08-03-at-6.13.27-PM_670.jpg
レビュー
An essential technical resource, but also an inspiring addition to the literature of forward-thinking photographic image-making.

著者について
Marco Antonini is Executive Director and Curator at NURTUREart, New York.

Sergio Minniti is attached to the Communication and New Technologies department at the IULM University of Milan and is the creator of frankenphotography.com.

Francisco Gomez is lab director at the art-space workshop Taller Milans in Barcelona.

Gabriele Lungarella is a lecturer in Photography at IED Rome.

Luca Bendandi conceived the book at SHS Publishing, Berlin.

http://www.thamesandhudsonusa.com/books/experimental-photography-a-handbook-of-techniques-hardcover

こちらからは、限定商品(オリジナルカバー)を購入できるようです。(海外発送可)
http://www.vetroeditions.com/Experimental-Photography

ミュージシャン菊池成孔

ミュージシャン菊池成孔

製作過程についてすこし触れられていた文章を見かけたので書いておこうと思う。

NewImage
c amazon
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などと、こうして自分で作つた「ウォーキング・ミュージック」を、各メゾンのショーの写真と併せて流してみる。というのは、アルバム制作時を思い出して懐かしい感じもしますが、因みに、アルバムのジ ャケットでヴォーカルの岩澤瞳が着ている衣装はかのソニアリキェルの20年代風ヴインテージをパリからレンタルした物。私のスーツはジャンポール・ゴルチェ、シャツはジバンシイのレデイス、靴はピノ.ジャルデイーニという悪趣味なアンサンブルで合わせております。「ヴァン広場近くにある、シック.カイセキという名の秘密クラブで行なわれているショーのゥォーキング・ミユージック」。未来に於いて、 これが21世紀のウォーキング・ミュージックのーつだつたのだという誤つた認識をされますょうにと、少々の甘き毒薬を込めつつ、それではまた次回のコレクシヨンで。

『服は何故音楽を必要とするのか——ウォーキング・ミュージックという存在しないジャンルに召還された音楽達についての考察』著者:菊池成孔
42頁より

音楽作りの製作過程でショーを撮した写真と併せている。そして、音楽と衣服のミックスをCDジャケット上でビジュアルとして表現されている。

写真の特殊表現技法

 僕はいまでもブローニーフィルムで撮影をして、自宅でフィルムを現像をすることがある。しかし、最近は、自家現像したフィルムをスキャンをしてデジタルデーター化する。その後Macをつかって画面を調整し、インクジェットで出力することにしています。デジタルになって、選択肢もAdobe以外に片手で間に合ってしまうほどに縮小された。そして、なにより失敗が極端に少なくなった。コマンドキー+Zですぐに元通り。昔のように、温度管理や薬品の希釈率も関係無い。本棚に並んでいる『写真の特殊表現技法——モノクロ&カラーのハイテクニック』著者:脇リギオを開いてもデジタル技術の現在ではPhotoshopのフィルターワークで処理されてしまう程度のこととなってしまっている。
 他の人と違うことよりも、自分らしさを求めた結果、個性的な写真作品が出来上がることを、ぼくはどこかで強く願っている。フィルム撮影と暗室作業が、デジタル撮影〜インクジェットプリンター出力となったことで、使う時間の配分や集中する場面が大きく変わった。特に、イメージを一度自分の身体の中に貯える感覚が希薄になった。咀嚼する時間を自分の知恵で生み出すためにも、もっと表現技法や表現方法を学んでいく必要があることを強く感じた。NewImage

Scanner

フィルムスキャナー
EPSON GT-X900を使っています。
 元々は暗室で紙焼きをする時にネガをスキャンしてモニターでチェックをすることにも使っていました。現在では、インクジェットプリンタの原板を作ることに使用しています。6×7で高解像度でスキャンすることで1メートルを越す原板を作る事が出来ます。出来上がった画像データーが大きすぎると、Photoshopの保存許容サイズを越えてしまい、作業を続けることが難しくなってしまいます。
 ネットでフィルムフォルダーについて検索してみると、自作していたり、アメリカから取り寄せたりしているようです。ぼくもEPSON純正のフィルムフォルダーに対しては多少の不満もありながら使い続けています。引き伸ばし機のダイヤルやネジで何度も調整したのが懐かしいです。
 因みに、GT-X900は既にメーカによるパーツの供給が終わっています。直前に工場へ送って、中身を新品に交換してもらってあるので、まだまだ使い込んでいきます。

国産車とヨーロッパ車のそれぞれのルーツはどこにあるのか。

国産車とヨーロッパ車のそれぞれのルーツはどこにあるのか。

友人との会話のなかから出てきたこと。
立体造形物に於いて、eleganceと優美とはどんな風に形になっていくのか。
具体的に画像を並べて比較してみたい。

Bijinz483

Noh Mask

Photo crown1

Vienus

F337378

デジタルと版

Digital Alchemy: Printmaking techniques for fine art, photography, and mixed media

Bonny Pierce Lhotk

Degital Alchemy

 

インクジェットプリンターを使って版画の版をつくる

 

最近のインクジェットプリンターの高性能化に伴って、写真のネガティブを印刷することが出来るようになっている。この本「Digital Alchemy」では、インクジェットプリンターで版を印刷し、版画に応用しています。

写真がデジタルへ移ったことで、使う素材もGelatin silver printの時代から大きく様変わりしてきた。版画においては、写真が印画紙から離れていったようなことは起きにくいのではないだろうか。むしろ技法の奥深さに入り込んでいく人々が多いと思う。写真はフィルムがデジタルになったことで、印画紙から離れ、インクジェットか液晶画面へと移行している。この流れゆく先は、美術館の中・外関係なく写真の世界の道へと続くことだろう。

デジタルアート

デジタルアート・ロサンジェルス

http://lacda.com/exhibits/LACDA%20JuriedCompetition2012_winners.html

 

アメリカでは、絵画のデジタル化が日本よりも進んでいる気がする。

今回NYでの滞在中にも、僕よりも年齢が上の人達がデジタルペインティングの作品を展示しているギャラリーに何度か行き当たった。日本は技術に関しては、先進的なものを好む傾向が強いけれど、表現に関しては異常なまでに保守的だと思うがどうだろう。