語る芸術家たち―美術館の名画を見つめて

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語る芸術家たち―美術館の名画を見つめて
単行本 – 2002/2/1
マイケル キメルマン (著), 木下 哲夫 (翻訳)

インタビュー集

登場する美術家
フランシス・ベーコン 1909-1992 イギリス 絵画
アンリ・カルティエ=ブレッソン
エリザベス・マレイ
リチャード・セラ
キキ・スミス
ロイ・リクテンスタイン
バルテュス
ルシアン・フロイド
シンディー・シャーマン
ローゼンバーク&ナウマン
ハンス・ハーケ
チャック・クローズ

本書の後書きにも書いてあるように、美術家へのインタビュー集はすでに珍しいものではなくなっています。僕もその意見には同感しますし、事実これまでにインタビュー集は数冊読んできています。しかし、そのうちのどれも内容が思い出せないということは正直なんだか情けない。
「語る芸術家たち―美術館の名画を見つめて」を手に取った理由は、全てではないけれど数名の作家の話を読んでみいと瞬間的に思ったからです。それともう一つの理由は企画力。この本では、美術家と著書のキメルマン氏との二人で、主にマンハッタンにある美術館(メトロポリタン美術館やMoMAなど)で作品を見ながら話しをするということがお約束になっています。通常よくあるインタビューは、ホテルの一室を用意して、ライター兼インタビュアー、その脇にカメラマンがスチルを担当。他には、作家のアトリエ、スタジオへ出向くパターン。実際、ぼくもカメラマンとして、イタリア人のライターと一緒に伊島薫のスタジオへ行って「最後に見た風景 – Landscapes with a Corpse」についての企画に携わったことがある。一人分の章は、上手にまとめられていて、キメルマン氏の構成力も随所に見ることが出来ます。最後まで飽きさせずに楽しく読み進めることが出来る作りになっています。