LOOP Fair 2016

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Loop Festival 2016 – Faraway, So Close!
loop-barcelona.com/loop-festival-2016/

フィルムフェスティバル、現代ビデオアートワーク展と呼ばれているかもしれません。元々、僕は大学の授業でショートムービーを作ったのが映像制作との始めての出会いでした。それまでは観客として映画館で映画を、劇場で演劇を見ることぐらいでした。コミュニケーションクラスの、最後の課題がショートフィルムの作製でした。その一本作るために、台本を書いて、閉店した飲食店を借りて、クラスメートの演技をカメラで録画して、スタジオで編集し、音楽を重ねて・・・いまは恥ずかしくて見返せないです。僕の書いた台本の内容はどうしようもないものでしたし。しかし作る作業はどこまでものめり込んでしまうくらい楽しかったです。卒業後に、1人でも出来る映像として、35ミリのNikon一眼レフを買って、写真を撮り始めました。
 『LOOP Fair 2016』参加作家の作品をネットで検索すると幾つかヒットしました。ビデオにも、様々なジャンルがあるのだから、一言でくくることはできないのだけれど、いまの僕には今ひとつリアリティーを感じることができませんでした。例えば映画館で見る映画は、笑ったり泣いたり、これは娯楽ですとはっきりしている。ドキュメンタリーであれば、知らないことをお伝えしましょうとしてくれる。最近、どうもビデオアートワークで共感出来るものに巡り会っていない気がします。が、いま思い出したのは、先日水戸現代美術館でみた田中功起『共にいることの可能性、その試み』内での、ベネチアビエンナーレに出品した、一台のグランドピアノを音大生5人で作曲しながら演奏するというものは楽しかったです。田中功起の設定した状況のなかで、台本も無く学生が一曲のために活動している。その様を複数台のカメラで録画をして、カット割りはあるけれども、それほど編集をすることなく、リアリティー性を保持したままに白壁に投影されていた。しばらくの間、興味は映像から遠く離れて絵画や彫刻へと移ってしまっていたけれど、ビデオアートワークにどんな期待をしているのか・・・すこし気になり始めたかもしれません。

写真の特殊表現技法

 僕はいまでもブローニーフィルムで撮影をして、自宅でフィルムを現像をすることがある。しかし、最近は、自家現像したフィルムをスキャンをしてデジタルデーター化する。その後Macをつかって画面を調整し、インクジェットで出力することにしています。デジタルになって、選択肢もAdobe以外に片手で間に合ってしまうほどに縮小された。そして、なにより失敗が極端に少なくなった。コマンドキー+Zですぐに元通り。昔のように、温度管理や薬品の希釈率も関係無い。本棚に並んでいる『写真の特殊表現技法——モノクロ&カラーのハイテクニック』著者:脇リギオを開いてもデジタル技術の現在ではPhotoshopのフィルターワークで処理されてしまう程度のこととなってしまっている。
 他の人と違うことよりも、自分らしさを求めた結果、個性的な写真作品が出来上がることを、ぼくはどこかで強く願っている。フィルム撮影と暗室作業が、デジタル撮影〜インクジェットプリンター出力となったことで、使う時間の配分や集中する場面が大きく変わった。特に、イメージを一度自分の身体の中に貯える感覚が希薄になった。咀嚼する時間を自分の知恵で生み出すためにも、もっと表現技法や表現方法を学んでいく必要があることを強く感じた。NewImage

また、本が届いた。

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『アフォーダンス入門――知性はどこに生まれるか——』著者:佐々木正人

今日もAmazonで購入した本が届いた。 衝動買い・・・・読み始めてみても、なぜ、この本を買ったのかその理由が思い出せない。しかし、数行読んでみたけれど、知らないことを教えてくれそう。少し話しは逸れるが、答えを見つけるよりも、仮説を立てることの方が大切だということをある分野の学者が言っていた。ミシュランガイドの審査基準の5項目の中に、独創性が入っている所がフランスのエスプリなのか。いま読んでいる本は、前回のますいい建築圏からの経験を元に選んでいます。すぐに形にするためには、自分の仮説をより明確にすることが大切なのだろう。

写真と色と感情と。

 展示の後、テニスも存分に出来たし。銭湯で熱めのお湯と水風呂との往復で身体の芯からリフレッシュすることが出来ました。アトリエの片付けも終わっていまは気分もリセットされました。今回の展示で、友人のペインターから大きなヒントをもらったので、さっそく近くの図書館、本屋、そしてAmazonで本を集めた。
次ぎの二冊は図書館で見つけました。この辺りは、自分の作品に足りないパーツだということを今回教えてもらったので、慣れない所だけれど掘り下げていってみようと思う。

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『色の不思議世界』著者:小町谷 朝生

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『日本美を哲学する あはれ・幽玄・さび・いき』著者:田中久文

武蔵野美術大学『GROUND2 絵画を語る―見方を語る』をみる。

 今日は武蔵野美術大学の美術館で展示を見てきました。『GROUND2 絵画を語る―見方を語る』展が一番印象に残りました。特に丸山直文の作品は大中小の3点でしたがが、久しぶりにゆっくり見られたことが一番の喜びでした。会場には各作家の小品が出口近くに展示されていました。丸山氏本人の撮影だと思われますが、デジカメで撮影した水たまりの画像と動画がipad上で流れていた。僕も水たまりを追い掛けていた時期があるので、ファインダー越しに何を見ているのかを想像しながら、流れる画像を眺めていました。途中ペインティング作品と水たまりの画像と往復すると、何かしら共通点や相違点が見えてきました。僕には丸山氏のペインティング作品には、あるべき重力が無いように感じられました。地面に出来た水たまりに天空の空が映っている写真を見た時に予感めいたことを感じました。

GROUND2 絵画を語る―見方を語る
GROUND2: Talking About Paintings, Talking About Seeing

  • 会 期|2016年5月23日(月)-8月10日(水)、8月20日(土)、21日(日)
  • 休館日|日曜日、祝日 ※6月12日(日)、7月18日(月・祝)、8月21日(日)は特別開館
  • 時 間|10:00ー18:00 (土曜日、特別開館日、7月25日-8月10日は17:00閉館)
  • 入館料|無料
  • 会 場|武蔵野美術大学美術館 展示室3
  • 主 催|武蔵野美術大学 美術館・図書館
  • 協 力|愛知県立芸術大学

小林孝亘、額田宣彦、丸山直文、高橋信行、猪狩雅則によって2014年に結成された「GROUND」は、〈絵画の可能性〉を探ることを共通の問題意識とし、その可能性を提示することを目指している。本展では、彼らの新作展示や関連シンポジウムを通して、描く者と観る者が共に絵画について思考、対話できる場“GROUND”を創出する。

展覧会概要

このたび、武蔵野美術大学 美術館・図書館では、「GROUND2 絵画を語る―見方を語る」展を開催いたします。
 GROUNDは、小林孝亘、額田宣彦、丸山直文、高橋信行、猪狩雅則によって2014年に結成され、同年「GROUND 絵画を語る―自作を語る」展において、その歩みを始めました。
 5人のさまざまな作風を見ると、別々の道を進んでいるように感じるかもしれません。GROUNDは、〈絵画の可能性〉を示すことを共通の目的意識とし出発しました。その可能性を模索するため、一方的に史実を語ったり、絵画論を押し付けたりせず、描く者も見る者も共に思考し、対話できる風通しのよい〈場〉を作ることを目指しています。それは、画家の活動と並行し美術大学で学生と向き合う彼らが、自作も含め、現代に氾濫する絵画と格闘する中で、常に誠実に、時に切迫感をもって絵画を考え、描き続けてきたからこそ、生まれた〈場:GROUND〉なのではないでしょうか。
 「上手に描く人間だけが上手に見ることができる」「上手に見る人間だけが上手に描くことができる」[R.G.コリングウッド(1889-1943)]という言葉を糸口に、本展は題されました。今回、5人の新作中心の展示に加え、〈見方を語る〉をテーマにシンポジウムを開催します。表現者は何をどのように見て、どう伝えようとしているのか。本展よりGROUNDに参加する中村麗をモデレーターに、絵画以外の領域にも積極的に越境することで、メンバーやゲストが複眼的に見方を語り合います。展示とシンポジウム、ふたつの〈場〉から生まれる対話は、まだ見ぬ絵画の可能性を知る道しるべとなることでしょう。

フォトフェス no.1 photo basel 2016

 大分昔に読んだ『写真という出来事・クロニクル1988-1994』港千尋著に著者が巡った国際写真展のことが書いてありました。港氏の著作と出会った一番初めの本だったと記憶しています。この本の内容が面白かったので、その後数冊買ってはみましたけれど、初めの一冊を超えるものには出会えませんでした。そんな港氏がベネチアビエンナーレ日本館コミッショナーを第52回(2007年)の年に受け、推薦したのは岡部昌生でした。てっきり写真作家を選ぶかと思っていたので、この人選は意外でした。
さて、個人的に、写真界にとても疎いので勉強も兼ねて、行ったことはないけれど、フォトフェスを継続的にアップしていこうと思います。途中から地域性やトレンドなどが見えてくると面白くなるのですが、どうでしょうか。第一回目は『フォト・バーゼル2016』です。ちなみに、アートフェアー『アートバーゼル』の近くで開催されている、写真だけのフェアーです。(第3パラグラフにその辺りのことが書かれています)

第52回ヴェネツィア・ビエンナーレ美術展 日本館
「私たちの過去に、未来はあるのか」
コミッショナー:港 千尋(写真家、評論家、多摩美術大学教授)
アーティスト :岡部昌生(美術作家、札幌大谷大学教授)
会期:2007年6月10日~11月21日
会場:ヴェネツィア、ジャルディーニ地区ビエンナーレ会場内(イタリア)
主催:財団法人国際交流基金

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  • タイトル:photo basel 2016
  • 会期:15 Jun – 19 Jun 2016
  • 会場:Volkshaus Basel Rebgasse 12-14 4058 Basel
  • 連絡先:info@photo-basel.com
  • ウェブサイト:www.photo-basel.com

内容
photo basel is more than thrilled to announce the second edition of Switzerland’s first art fair solely dedicated to photography in June 2016. After its tremendous inaugural success in 2015, photo basel now starts to accept applications for its second edition in June 2016.

What defines photo basel’s instant success?
It is the combination of various factors that can be summed up by the following: During June, Basel is the place to be – there is only one art fair that has a major global impact on the entire art world: Art Basel. Being parallel to that major fair and being in walking distance to it, gives photo basel the ultimate advantage in order to reach collectors, buyers, dealers, curators and art enthusiasts.

What’s new?
For the first time photo basel will now occupy the legendary Volkshaus – a compound that has been smoothly renovated by acclaimed Swiss architects Herzog & de Meuron. Within this new location (which is even closer, now 700 meters off Art Basel fairground), photo basel already has promising plans to create a super hub for photography and give the world’s leading photography galleries a one of a kind window to present their artists during the most crisp time of the art world calendar.

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(C)photo basel


photo basel 2016 will combine young galleries as well as renowned international ones whose artists consist not only of young, emerging artists and talents but also of those with a bold historic background. The fair provides its visitors the ultimate chance to connect and discover galleries whose photographic positions demonstrate a strong predilection to translate the DNA of contemporary creation and a gift for revealing talents, be it old and new.

Apply now
Please get in touch to receive your application kit: application@photo-basel.com / Deadline is January 31st, 2016.

作家とプレゼンテーション・・・その2

 昨日、自分の作品の理解者を増やすたの工夫と努力が足りなかったという事を書いた。川口アトリアで行われた『ますいい建築圏』に来てくれた大勢の人達に対して、僕が行ったのは自分の作品を壁面に展示していただけだった。これまで、僕の作品を見てくれてきている人達にとっては、今回選んだ展示方法で過不足無かった。しかし今回の展示は、そもそも建築・施工を見に来ていて、僕の作品が壁に掛かっていることを期待していた人は、僕の知り合い以外に居たのだろうか。「初めまして、私は○○○と申します。これまでに作ってきた作品や活動内容は○○○○です。」このようなPR紙を制作して、同様なタネを蒔くチャンスが来たときには逃さないようにしたい。

作家のプレゼンテーション

作家のプレゼンテーション

 これまでに、美術館で、ワークショップの講師をしたり、記録撮影、その他には、プログラムのアシスタントをしてきたりしました。その他にも、アートプログラム青梅の事務局も長い間やって来ました。美術館やギャラリーなどの仕組みについてそれなりに分かっています。しかし、それは美術の運営側の知識です。一方で作家のプレゼンテーションについての知識と経験がまだまだ乏しい事に気がつきました。今回の川口アトリアでの展示に来た900人程の人達は、設計・施工に関心があるか、ワークショップへの参加でした。確かに、僕の作品の前を歩いてはくれたのですが、僕の名前を覚えて帰ってくれた人は多分ゼロです。僕のホームページへのアクセスが増えたわけでもないですし。
 この点は、なにか改善する策がまだまだあるはずです。対象や相手が誰であれ、ポートフォリオを作ってみせる等の、プラスαについて調べて、実践していこうと思いました。

『建物に住む展 2016』川口アトリア・終了

 今回は、建築の他にも、クラフト作家の方達も多数参加されていました。出品写全員とお話する機会は無かったのですが、それでも数名の方とは会話をすることが出来ました。会期中の来場者は1000名に迫る程、連日大賑わいでした。7月と12月にまたグループ展があります。それまでには、ブラッシュアップした作品を仕上げたいとおもいます。

「Across the Territory of Architecture〜建築の領域を超えて〜」

今回の展示で、建築人達とお話をする時間を持つことができました。建築の中の人達は、建築とアートについてどんな風に考えているのか聞いてみたくなりまました。阿佐ヶ谷でいま、こんなことが議論されているそうです。

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「Across the Territory of Architecture〜建築の領域を超えて〜」に東洋大学住環境研究室と共同で設計を進めている「西白河の家」を出展します。トークイベントには長谷部も参加予定ですので、お時間ありましたらのぞきにきてください。

■展覧会
会期:4月21日(木)〜25日(月)11:00〜19:00
会場:阿佐ヶ谷アメニティストリート(JR阿佐ヶ谷駅〜高円寺駅間 高架下)
出展者:Eureka、高栄智史、永山祐子、小見山陽介、荻原雅史、小堀哲夫、香月真大、メタボルテックスアーキテクツ(渡邊詞男)、上原和、長谷部勉+篠崎正彦、長谷川 欣則、印牧洋介、神本豊秋、山本悠介

■オープニングトーク
日時:4月23日(土)19:00〜21:00
司会:淵上正幸,種田元晴
会場:阿佐ヶ谷アニメストリート・バロックカフェ