本:『芸術の設計』著者:岡崎乾二郎

建築、音楽、ダンス、美術、四つの異なるジャンルについて岡崎氏が考察を述べている。数年前に、僕が事務局として開催した展示に出品して頂いた時、じっくりと作品と対峙することが出来た。そんな良い思い出があることもあって、今回この本を購入した。実は、すでに手元に届いているのだけれども、怠け者のぼくはまだページを捲っていない。感想はまたこんど、ここに書きたいと思います。

新春

もう、1月も3週目の終わり、大寒まで来てしまいました。年末に数冊、デザイン系の本を数冊買いましたが、平成29年になってまだ本屋さんにまともに行けていません。

年末に買った『レタリング・タイポグラフィー』を読み始めています。この本は武蔵野美術大学出版局から出ていることもあって、僕がこれまでに読んできたタイポグラフィーとは書かれている内容が違います。特長は、基礎的なことから順に、細かく説明が書かれいるので、まだ知識が体系立っていない僕のような人にも、興味さえ持っていれば、安心して読み続けられる作りになっています。

最近別の書籍を読んでいたときに、ある一文に興味をひかれた。文字の書かれた紙面にも、写真同様に重力が存在しているという一言だった。元々、”重力”は自分の作品を作り続けている数あるテーマのなかでも上の方にある。彫刻家、建築科、立体作家達にとって重力は、作品と直結しているので、様々な言葉を駆使して、自説を説いているけれど、写真作家のなかに重力について作品を通して意見を持っている人は、どんなことを考えているのか・・・いつか出会えないかと期待してしまう。今回の本の後半には、詩人”北園 克衛”のことが書かれている。「詩を組む」の章は、造形的な美しさにも触れることが出来たので、この本を読む喜びだった。

それでは、また次回。

(c)murai jun