東京都写真美術館 “Into the Pictures”

久しぶりにここに書いている。

恵比寿に用事があったので、東京都写真美術館で開催中の “Into the Pictures”を見てきた。内容は、夏休み期間中ということなのだろう、美術教育的な創りになっていた。

 

特筆すべきことは展示方法だった。展示されている写真作品は白マットにシルバーのアルミフレームに入れられていた。(アクリル圧着や、木フレームなど、シート単体で取り出せない作品は、オリジナルの状態のままでした。)しかもすべての作品の隣には薄いグレーの番号表記のみ。手元の資料で番号を確認することで、目の前の作品が誰によって写されたものか分からないようになっている。

 

この二つの条件を整えたことによって、写真作品の背後にあるはずの歴史や文脈、鑑賞者の思い込みなど、すべてが洗い流されていたようで、とても新鮮な気持ちにかえって作品を見ることが出来た。

 

当日は学芸員のギャラリートークも聞くことが出来た。余談だけれど手話通訳付きだった。担当学芸員の意図から少し外れている見方かもしれないけれど、写真を美術館で意識して見始めた頃の自分に戻った気がした。印象深い展示でした。

 

東京都写真美術館 イントゥー・ザ・ピクチャー

https://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-3050.html

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