Ysabel LeMay

Paris Photo Los Angels 2015
世界各地で写真展が開催されていますが、いま開催中なのはParis Photo(http://www.parisphoto.com/)です。80件ものギャリーとアートブック社が17カ国からロサンジェルスの会場に集まっています。さらに詳しい内容はオフィシャルホームページからパンフレットがダウンロードできるようになっています。

そして、僕がきになった作家は、Ysabel LeMayーもともとはグラフィックアーティストとして会社にお勤め。退職後にフルタイムのペインター。2010年くらいから写真に興味を持ち始めた方のようです。このキャリアを読んで、思い出したのはクリスチャン・ラッセン。商業的には大成功したペインターでした。LeMayさんの写真をアメリカ人はどのように解釈するのか興味があります。
ぼくは、このようにPhotoshopを使った写真がGelatin silver printの巨匠達(ラルフ・ギブソンの個展も同フェアーで開催)と同時に並んでいることも面白いとおもいます。
モノクロからカラーへ進歩したように、いまフィルムからデジタルへと移行しています。映画のシネマフォトグラファーの間でも同じなのではないでしょうか。フィルムカメラの生産は現在ほぼ終わってしまいました。デジタルカメラで撮影したにも関わらず、写真作品とは不可逆でなくてはならないというのは、この先の進歩に足かせにならないと良いのですが。写真作品という概念がこれからどうなっていくのか気にして見ていこうと思います。

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Ysabel LeMay

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Adam and Eve in Worthy Paradise
Jan Brueghel the Elder and Peter Paul Rubens

尚、同展示のコミッティーは以下の4氏

BENJAMIN TRIGANO
(M+B, Los Angeles)
http://www.mbart.com/

Philip Martin
(Cherry Martin, 
Los Angeles)
www.cherryandmartin.com/

Tim Jefferies
(Hamiltons Gallery,London)
www.hamiltonsgallery.com

Christophe Gaillard
(Galerie Christophe Gaillard, Paris)
galeriegaillard.com

デジタルと版

Digital Alchemy: Printmaking techniques for fine art, photography, and mixed media

Bonny Pierce Lhotk

Degital Alchemy

 

インクジェットプリンターを使って版画の版をつくる

 

最近のインクジェットプリンターの高性能化に伴って、写真のネガティブを印刷することが出来るようになっている。この本「Digital Alchemy」では、インクジェットプリンターで版を印刷し、版画に応用しています。

写真がデジタルへ移ったことで、使う素材もGelatin silver printの時代から大きく様変わりしてきた。版画においては、写真が印画紙から離れていったようなことは起きにくいのではないだろうか。むしろ技法の奥深さに入り込んでいく人々が多いと思う。写真はフィルムがデジタルになったことで、印画紙から離れ、インクジェットか液晶画面へと移行している。この流れゆく先は、美術館の中・外関係なく写真の世界の道へと続くことだろう。

デジタルアート

デジタルアート・ロサンジェルス

http://lacda.com/exhibits/LACDA%20JuriedCompetition2012_winners.html

 

アメリカでは、絵画のデジタル化が日本よりも進んでいる気がする。

今回NYでの滞在中にも、僕よりも年齢が上の人達がデジタルペインティングの作品を展示しているギャラリーに何度か行き当たった。日本は技術に関しては、先進的なものを好む傾向が強いけれど、表現に関しては異常なまでに保守的だと思うがどうだろう。